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【入試頻出】35+2352 を求めよ【3乗根】

方程式と関数

今回は、3乗根 35+2352 の計算について解説します。

この記事を読むと

・3乗根の計算方法

・3次方程式への帰着方法

・3次方程式の解き方

について理解できます。

この記事は、「わか」が執筆しています。

私「わか」(https://twitter.com/wakkachan2019)は、国立大学数学科を卒業後、数学教育に10年以上関わっています。

問題

問題

35+2352 を求めよ。

3乗根の計算です。どうすれば良いかわかりませんね、、、。一回解法を体験すれば、解いていくことができますので、ぜひ頑張ってみましょう。

解説:3乗根の計算

それでは、解説していきます。

解答

{x=35+2y=352

とおく

xy を求めればよい

xy=3(5)222=354=1

x,y をそれぞれ3乗して

{x3=5+2y3=52

x3y3=4

左辺を変形して 【補足1】

(xy)3+3xy(xy)=4

①より xy=1A=xy とおくと

A=xy を求めればよい

A3+3A=4

A3+3A4=0

組立除法を利用して因数分解する 【補足2】

103411141140

(A1)(A2+A+4)=0

A=1,A=1±152

A=xy は (実数)ー(実数)なので、実数となるので、

A=1

したがって

A=xy=35+2352=1

補足1:3乗の式変形

補足1

次の式変形はよく使われます。

x3+y3=(x+y)33xy(x+y)

この3乗の式変形は素早くつくれるとよいです。

3乗の展開公式からすぐに導くことができます。

(x+y)3=x3+3x2y+3xy2+y3

x3+y3=(x+y)33x2y3xy2

x3+y3=(x+y)33xy(x+y)

また、yyに変えた、以下の式もすぐに使えるようにしましょう。

x3y3=(xy)3+3xy(xy)

今回の問題では、この式変形を使っています。

補足2:3次式の因数分解

35+2352 をテーマにした入試問題

今回の問題は、多くの大学でテーマになっています。

2017・和歌山大学

問題

α=35+2352 とする。次の問いに答えよ。

(1) 3 次方程式 x3+3x4=0 の解を複素数の範囲で、すべて求めよ

(2) α3+3α は整数であることを示せ

(3) α は整数であることを示せ

2015・横浜国立大学

問題

等式35+2352=1・・・(※) 

が知られている。左辺を見て、右辺を想像することは一見難しい。これを証明するために以下の問いに答えよ。

(1) (※) の左辺を変形し、近似式

(1+x)a1+ax+a(a1)x22+a(a1)(a2)x36(|x|<1)

を用いて(a は実数)、その近似値を求めよ。ただし簡単にするため、5130.6とする

(2) 3 次方程式 x3+3x4=0 を用いて,上の等式 (※) を証明せよ

問題に挑戦してみてください。

まとめ:3乗根の計算

今回のまとめは以下の通りです。

35+2352=1

・3次方程式の解に帰着させる

・3次方程式は組立除法を利用して解く

以上で、「3乗根の計算」の解説を終わります。

少しで勉強の参考になれば幸いです。それではまた。

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