数学好きなA君
奇数の2乗は必ず8の倍数の次の数字になるよ!
知っておくと便利な整数の性質です。
(奇数)の2乗 =(8の倍数)+1
奇数はどんな数字も(8の倍数)+1となります。
例えば、32=9 9=8+1 、 72=49 49=48+1
というように全ての奇数で成り立ちます。
整数の証明問題などで活躍することもあります。
次の証明も合わせて、理解しておくとよいです。
(奇数)の2乗 =(8の倍数)+1 の証明
それでは、早速証明をみてみましょう。
証明
n=2k+1とおく。(kは整数)
n2=(2k+1)2
=4k2+4k+1
=4k(k+1)+1
ここで、k(k+1)は連続する整数なので、いずれかは必ず偶数となる。
したがって、4k(k+1)は8の倍数となり、
(奇数)2=(8の倍数)+1 となる。
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