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【整数】knCk=nn1Ck1が成り立つことを示せ(21 大阪府立大(後))【2項係数】

場合の数と確率

今回は、大阪府立大の過去問を通して、2項係数の基本事項を抑えたいと思います。

数式多めとなっていますが、頑張っていきましょう。

問題

問題 nは2以上の整数

(1)k=1,2,,nに対して、knCk=nn1Ck1が成り立つことを示せ。

(2)nk=1knCkをnを用いて表せ。

(3)nk=2k(k1)nCkをnを用いて表せ。

(4)1+nk=2(k1)2nCkをnを用いて表せ。

(1)knCk=nn1Ck1を示す

()=knCk=kn(n1)(n2)(nk+2)(nk+1)k(k1)(k2)21

k約分

=kn(n1)(n2)(nk+2)(nk+1)k(k1)(k2)21

=nk1(n1)(n2)(nk+2)(nk+1)(k1)(k2)21k1

=nn1Ck1

(2)nk=1knCkをnを用いて表す。

nk=1knCk

(1)の等式を利用して

=nk=1nn1Ck1

=nnk=1n1Ck1

=n(n1C0+n1C1++n1Cn2+n1Cn1(A))

(A)は(1+1)n1の2項展開の式そのものなので

=n(1+1)n1=n 2n1

(3)nk=2k(k1)nCkをnを用いて表す。

(2)と同様に考えます。

nk=2k(k1)nCk

=nk=2k(k1)n(n1)k2(n2)(nk+2)(nk+1)k(k1)(k2)21k2

=n(n1)nk=2k2(n2)(nk+2)(nk+1)(k2)21k2

=n(n1)nk=2n2Ck2

=n(n1)(n2C0+n2C1++n2Cn3+n2Cn2(B))

(B)は(1+1)n2の2項展開の式そのものなので

=n(n1)(1+1)n2=n(n1)2n2

(4)1+nk=2(k1)2nCkをnを用いて表す。

1+nk=2(k1)2nCk

=1+nk=2(k1)(k1)nCk

=1+nk=2k(k1)nCknk=2knCk+nk=2nCk

(2)(3)を使えるように、シグマの範囲を調整して

=1+nk=2k(k1)nCk(nk=1knCkn)+nk=0nCk1n

=1+n(n1)2n2n2n1+n+2n1n

=2n2(n2n2n+4)

=2n2(n23n+4)

まとめ

数式が多くて、混乱してしまいますね。

一つ一つ納得しながら、変形するのが大切だと思います。

今回大切なのは、以下の3点です。

  1. (1)のknCk=nn1Ck1はとても大切な事実です。
  2. nk=0nnCk=(1+1)n=2n
  3. 2項係数は分数の形で書き下して考える そのとき分母分子の整数の個数に注意する。

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